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個人用*地震や台風に備えた防災備蓄グッズや対策リストを作ってみた

2018年9月4日。大阪に「非常に強い勢力」の台風21号がやってきました。わたしはず~っと関西で生まれ育ってきましたが、台風の脅威を感じたのは初めてです。

幼少期には阪神淡路大震災を経験。あの「ドッカン!グラグラ」がトラウマで、地震に対する防災意識はそれなりにもっていましたが、最近の日本は地震だけでなく台風も多いので、今回あらためて地震・台風に備えた対策をリストアップしてみました。

災害が起こったとき、自治体や消防、警察、医療関係者をはじめ様々な支援を受けることができるでしょう。しかし、大規模災害が起こるとそれらの支援を受けることも遅くなります。助けをもとめても、状況によっては支援を受けるのが後回しになる可能性もあります。

今回は想定される被害を考え、家で備蓄できる防災グッズをリストアップし、備蓄以外の防災対策リストも作ってみました。 

1.想定される災害と被害

まずは想定される被害について、頻出度や命にかかわる危険度から考えていきたいと思います。

1-1.停電

地震・台風に限らず大雨暴風や竜巻が起こったときなど一番頻出する災害は停電でしょう。国土交通省の調べによると、H29年度末時点での電柱の地下化(無電中化)は全国でも5%未満。地上にある限り、風の影響による停電は多いと予想されます。

①もし停電が起こったら…

端的にいうと、電気が使えなくなりますよね。生活レベルで具体的に挙げるとこんな不具合が想定できます。

・明かりがつかない(照明がつかない)

・冷蔵庫が効かない(冷凍庫も!)

・冷暖房が効かない

・換気扇が動かない

・ケータイが充電できない 

・TVがつかない

つまり、こんな状態を強いられます。

停電すると…

・明かりは太陽光のみ。夜間や閉鎖空間は闇状態。

・外気温にさらされる。

・食料は常温で火を使わずにそのまま食べるのみ。 

家の出入りについても、扉の鍵がカードキーや電子ロックの場合は停電時にどのように作動するのか、事前確認しておいた方がいいですね。マンションだとエレベーターも停止するので高層階にお住まいの方は昇り降りも階段でしなければなりません。

②断水になったら…

停電が起こると、断水になる可能性もあります。

停電により「浄水場が作動しない」「ポンプが動かない(水が汲めない・送れない)」ことから水の供給がストップしてしまうためです。断水になったときの不具合も想定しておきましょう。

・水道水飲めない

・トイレの水が流れない

・手や顔が洗えない

・風呂に入れない(歯も磨けない)

・洗濯できない

・調理もできない(食器洗うなどの片づけも!)

なかなかキツイですね。こんなことがイメージできます。

断水になると…

・飲み水は飲料水用を飲む

・不衛生状態になる

停電を考えるだけでも不自由な生活が想像できるのではないでしょうか。停電については備蓄で対処できることも多いので後述の備蓄グッズを揃えておきましょう。 

1-2.家財の損壊

地震や暴風で怖いのは家財が壊れることです。ひどい場合は家そのものが倒壊しますが、些細な被害も命取りです。損壊イメージとしてはこんなところ。

・窓が割れる

・扉や出入り口が変形する

・瓦やトタン屋根が飛ばされる

・家具が倒れる

・家具や食器、日用品が破損する

家財が壊れて何が怖いって、物理的に命の危険に関わるのがホント怖いです。

家財が壊れると…

・雨風がしのげない

・バランスを崩して更に倒れる危険あり

・床面を裸足で歩くとケガする危険あり

風で飛ばされた看板や植木鉢が窓に当たって割れたり、地震や風で倒れた電柱や街路樹が邪魔をして扉が開かず家に閉じ込められる、なんてことも想定できます。

この辺りは家財に対する対策を施すことでケアできると考えており、詳しくは後述を参照ください。

1-3.浸水害

台風時など非常に激しい雨が降る場合は、下水機能が麻痺し、家が浸水することが予想されます。浸水害とまでいわずとも、下水道の水位の急上昇により、下水が逆流し、トイレや風呂場、洗濯機の排水口などから水が噴き出ることだってあり得ます。

浸水害の想定イメージはこんなところでしょうか。

・玄関口はじめ床下から浸水

・車が浸水

・トイレの逆流

・風呂場や洗濯機の排水口からの逆流

水深が50cmを超えると、水圧や流体力(水の力)が加わって大人の男性でも歩行困難になるそうです。

浸水が深刻になると…

・家の扉が開かなくなる

・外部への脱出や移動が困難になる

じわじわと危険が迫っている状況がイメージできますね。浸水害がひどい時には、近くの川で河川氾濫が起こっていることでしょう。流される危険があるので、むやみに外出するのは控え、2階やマンションの高層階に避難するか、そうなる前に避難所に避難しておくのがベストです。

ちなみに、わたしの防災モットーは「家は守るな、命を守れ!」なので家を守る記載はしません。あくまで命を守るため、生きるための防災対策を書いていきますね。

1-4.土砂災害・河川氾濫・高波

もうこの辺りの災害になると「家がつぶれる」危険に瀕するので、上記の被害全ての被ると思っていいです。避難指示が出たらすぐに荷物をまとめて避難所にいけるようにしておきましょう。

2.家で備蓄しておきたい防災グッズリスト

上記で地震や台風などの災害が発生したらどうなるか、イメージができたところで、具体的に家に備蓄しておきたい防災グッズをリストアップしていきますよ。

2-1.水・飲み物

人間、水さえあれば3日は生きることができます。1人あたり1日2リットルあればなんとか生きていけそうです。最低6本あれば安心でしょう。

野菜ジュースや経口補給水なんかがあれば、栄養補給もできますし、停電が長期化した場合にも滅入る気持ちが少しは紛れるのではないでしょうか。

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スペースがあればジュースやコーヒーなどの嗜好品も用意しておきたいです。わたしは1人暮らしでスペースの余裕がありませんが、カボスジュースやカフェオレのボトルコーヒーは実家に揃えています。子どもがいる場合には、子どもが好きなジュースを備蓄しておくのがいいですね。

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赤ちゃんがいる場合は液体ミルクも必須でしょう。いつもは出る母乳も災害時に出るとは限りませんし、粉ミルクは災害時だと手間がかかりすぎます。

 飲み物は保存期間が長いとはいえ、普段から飲んで買い足してと、備蓄物を更新していくべきです。なので備蓄するのは自分の好きなものを選ぶようにしましょう。

2-2.食べ物

水があれば、とはいってもやはり食べ物も欲しいです。

食べ物は日常で使っているものがあるので、特別用意が必要とは思いません。それでも「備蓄すべき」ものとしては、常温でそのまま食べられるクッキーや缶詰、野菜スープなどを挙げておきたいです。

クッキーのオススメは日常的に買いだめしているビスコです。軽いし個包装もされていて何より美味しいです。子どものときに食べていたノーマルビスコではなく、カフェオレやバニラ、焼きショコラなどの大人向けの味付けが素晴らしいのでぜひ食べてみてください(防災関係なかったー!)。

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缶詰はミカンやパイナップルなどのフルーツ缶やサバ缶が加熱不要と便利でそのまま食べても美味しく、日常から食べることができるのでおススメです。今ではスーパーでも焼き鳥缶やイワシ缶などの缶詰がたくさん売られているので好みのものを見つけて常備しましょう。

 

カゴメの野菜スープ湯せんせずにそのまま食べても十分美味しいのがおススメです。これも年に1回程度に定期的に買っていて、日常のごはんの付け合わせにもちょうどいいですよ。

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保存食として、パンの缶詰も発見しました。パン好きの方はこちらも試してみてはいかがでしょうか。(わたしも気になっているので買ってみようか悩み中です)

換気が十分できているところであれば湯をわかし、カップ麺を食べることもできそうですが、その辺りは状況次第でしょう。

2-3.明かり

食は確保できた、となると次に欲しいのは明かりですね。

揃えたい順番から並べると、ランタン・ヘッドライト・懐中電灯です。

ランタンはアウトドア用のものを備蓄。防水加工で光量が十分あり、長時間の点灯が可能なものがいいです。点灯時間は起きている時間を考慮し、18時間以上連続点灯できるものが安心です。

 

ヘッドライトハンズフリーで行動できるのが最大のメリットです。停電が長期化すると歯みがきやちょっとした手作業をするにも不自由さを感じるでしょうし、両手がふさがっているときにも便利です。単四電池1つで30時間点灯可能です。

ハンズフリーという点では、首からかける小型のライトもいいですね。軽量なので子どもや高齢者用にちょうどいいと思います。アルカリボタン電池で15時間使用可能。

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懐中電灯照射範囲の調整ができるものがいいです。照射範囲を絞る機能がついていると、遠くの場所まで照らすことができ、奥の狭まった箇所も見ることができて便利です。もちろん、防水加工かつ長時間点灯が可能なものを選びましょう。

予備の乾電池も買っておきましょう。災害時に電池が使えないのはシャレにならないので信頼するパナソニックさんのを常備。単四、

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スマホの明かりで事足りるやん、という人もいますが、スマホの充電が切れたらどうするのでしょうか。それに、スマホは家族との連絡や必要な情報取得に使うべきです。

2-4.トイレ

水、食料、明かりの次はトイレですね。一番かんたんなのは、「家のトイレに被せて使う凝固剤入りのトイレ袋」でしょう。備蓄に場所をとらず、使用期限も長期にわたります。

家のトイレが使えなくなったときを考えると、下記のような簡易トイレ便座も欲しいところです。小さな備蓄スペースで保管でき、軽くて扱いやすいです。

高齢者がいる場合は手すりつきで高さ調整できるものもあると安心ですね。

日常でも使うので特に「備蓄が必要」というわけではありませんが、台風など被害が予測されるときにはトイレットペーパーも十分に補充しておきましょう。

断水でトイレの水が流れないとき、お風呂にためておいた水をトイレに流す手段をとる人もいますが、逆流の可能性を考えると「水を流す」方法でのトイレの使用は控えるべきです。

2-5.衛生ケア

停電期間が長期化するとかなり不衛生。ストレスも増してきますね。

手軽なところから確認していくとまずはウェットティッシュ。衛生的にもアルコール消毒タイプがいいですね。

アルコールで手を消毒するだけでも気分がリフレッシュできますね。ちょっとした汚れを落とすのにも使えて便利です。

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歯みがきできないのも気持ち悪いですね。普段から使用している人も多そうですが、こんな時のモンダミンは頼りになりそうです。

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今は水を使わない「歯みがきシート」もあります。シートでふくだけなのでブラシより汚れの落ち具合は劣りますが、歯の汚れのこびりつきが気になるときにはほしい備品です。

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お風呂に入れないときに備え、「からだふきシート」を用意しておきましょう。

2-6.寒暖対策

寒いときには「家中の毛布や冬服を総動員する」ことが基本ですが、カイロがあると嬉しいですよね。

寒いときはなんとか対処できるんですが、やっかいなのは夏。

どうしても長期間保冷できるものがありません。夏フェスで活躍する熱中症対策も保冷材ありきなので自信をもってこれだ!とおススメできるものが今のところないのです。なので、台風など被害が予測できるときの備蓄ということでご紹介。

保冷材はアウトドア用を用意。カチカチに完全に固まるまで最低でも丸1日と時間がかかりますが、炎天下で保冷バッグの開け閉めを繰り返しても、飲み物は冷えたままでした。

保冷バッグはサーモスさんの大容量バッグを使用。2Lペットボトルが入るのが嬉しいです。コンパクトにたためるので場所をとりません。

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緊急のときは、冷凍庫に常備している保冷材を保冷バッグに入れるしか術がなさそうです。

2-7.ラジオ

自治体の災害対策や気象情報など情報収集の道具も必要です。わたしが持っているのは電池式かつ防水加工のラジオ

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ライトが付いたり、サイレンが鳴ったり、ケータイが充電できるものまでありますが、今のところシンプルなもので十分と思っています。そりゃあるに越したことはないんですが、餅は餅屋、それ専用のものより機能は劣りますしそっちに電力とられてラジオがきけなくなると困るのでシンプルを採用しています。

2-8.現金ほか個人の必需品

あとは現金ですね。停電の場合はスーパーやコンビニはじめキャッシュレス決済ができるはずもないので数万円の現金は常備しておきましょう。

 

また、個人の生活必需品は基本的に在庫を切らさないことです。幼児がいるなら離乳食がそうだし、常備薬も3日分は欲しいところです。わたしの場合は生理用品とコンタクトレンズ、ポータブル充電器です。家族や職場との連絡をはじめラジオでは得られない情報の入手手段としてケータイとモバイルバッテリーは必需品です。

このほか、絆創膏含む救急セット、タオル、ビニール袋、新聞紙、軍手あたりは色んな場面で活躍しそうなので用意しておきましょう。

3.備蓄のほかにやっておきたい防災対策

備蓄はもちろん必要な行動ですが、災害の危険を減らすための対策もやっておきたいですね。自分の身を守るだけでなく、周りに迷惑をかけない(人の命を危険にさらさない)ためにもできることからやっておきましょう。

3-1.窓の飛散防止

地震でも台風でも気をつけたいのが窓の飛散。ガラスくずでケガをする危険も防げるし、外気にさらされる懸念もなくなります。

台風時には雨戸やシャッターをするのも有効です。飛散防止シートの手配に間に合わない場合は養生テープを米の字型に貼ることも考えましょう。 

3-2.屋外物の処理(台風時)

 物干し竿や植木鉢は家の中へ、自転車は風で吹き飛ばされないようチェーンでくくりつけます。

植木鉢が壁面にずらりと並んでいるお家もありますが、あれが飛ばされるかと思うとめーっちゃ怖いです!台風時には凶器でしかありません。家の中に入れるのが無理ならロープやネット、チェーンで固定しましょう。(固定しておくれ!)

 お店を経営されている方は道に出している立て看板も店内に入れておきましょう。(入れておくれ!)

3-3.本棚等の転倒防止

お次は家の中の防災対策。地震の際、重量のある本棚やクローゼットが倒れてくるのはホントに避けたいので突っ張り棒でしっかり固定しましょう 

1人暮らしをしているわたしの家では、頭より高いところに極力モノを置かない配置をとっています。備え付けのクローゼットも上部に置くのは夏用布団やバッグなど、例え当たったとしても命に危険のないものを置くようにしています。

また、就寝時に襲われるのが一番無防備で身動きとれず怖いので、本棚やクローゼットがベッドに転倒しない配置にすることも意識しましょう。

3-4.情報源のリストアップ

あとは情報源に惑わされないよう、気象庁等の一番信頼できる情報源をリストアップしておきます。

気象庁では警報状況や地震の震度情報、台風の進路予測などが掲載されており、状況把握に一番適しているサイトといえます。

【参考】気象庁HP

https://www.jma.go.jp/jp/yoho/

 次に押さえておきたいのは自治体のHP。警報発令状況や避難所の開設状況を確認することができます。暴風時のごみ収集や市所管の施設(橋や渡船所を自治体が所管していることもある)の開設状況も掲示されます。大阪市在住なので参考は大阪市HPを掲載。

 【参考】大阪市HP

https://www.city.osaka.lg.jp/

 

以上、台風21号をふりかえり、あらためて考えた防災対策リストでした。避難所にいくときの持ち物リストも記載するつもりでしたが、それはまた別で書きたいと思います。

 

最後まで読んでいただいてありがとうございます。防災を考える一助になれば幸いです。それではみなさん、ごきげんよう。