鳥取県倉吉市にあるなしっこ館。岡山から三朝温泉に向かう道のりで相方が見つけ、休憩がてら寄ってみたところ、めっちゃええトコでした!!(笑) 行くまでは、すみません、ナメてました。 子ども向けに梨のお菓子やグッズがあって、ついでに食べ比べもできる程度のもんでしょ、くらいに思ってました。ごめんなさい。 今回は、梨のマニアックな世界が広がるなしっこ館をご紹介したいと思います。
1.なしっこ館の場所
鳥取県の3エリアのうち、まんなかの倉吉エリアに位置し、三朝温泉・はわい温泉などがある温泉地帯です。観光スポットも多いです。
有名な観光スポット
・青山剛昌ふるさと館 ・中国庭園 燕趙園 ・倉吉白壁土蔵群
なしっこ館の正式名称は「鳥取二十世紀梨記念館 なしっこ館」。料金は大人300円でした。
2.迫力あるシンボルツリー
なしっこ館の中心がこのシンボルツリー!これ、本物です!! 鳥取の梨の歴史・文化・誇りの真髄を象徴するような大迫力のツリー! 根も見れるのが素晴らしい!!4,000個もの梨をつけていたそうです。
梨を積み上げた梨タワーは期間限定企画のようでした。
3.3種の梨の食べ放題!比べ放題!
わかりやすいメイン企画・3種の梨の食べ比べ! なんといっても食べ放題なのが嬉しいです(笑) 品種で違いがわかるもんかね?なんて訝しさはどこへやら、 3種食べ比べてみると、甘さ酸っぱさ、歯ごたえ、舌触りとかなり違う!! 自分の好みもわかって楽しい企画です。
4.梨ガーデン
屋外では梨の仕立てや栽培の様子を見ることができます。 今回はわたしが注目した3つをご紹介。
①1本の木に4種の梨がなる接ぎ木
接ぎ木ポイントを見るとホンマに1本の木からできてることがわかります。不思議がつまった木。
②鍬のかたちをした整枝
正式には、「オールバック整枝」。傾斜地を利用して栽培されていたことから編み出された整枝法だそうです。 リーゼントみたい(笑)
③野生の梨「ヤマナシ」
デカい!!梨ってぜんぜんわからへん!!(笑) 何もしてない野生版とひとの手がはいった栽培版とビフォーアフターがよくわかるガーデンでした。
5.おしゃれな梨ギャラリー
世界中・日本中の梨のレプリカが飾られた部屋や梨の栽培から販売まで使われた道具の展示室など、梨にまつわるありとあらゆるものが揃っていました。 色や形と、品種で全然違うのがよくわかります。
梨を詰むための木箱のレッテルはレトロでかわいかったです。
6.カオスな子どもの遊び場
2階には子ども向けの広い遊び場が用意されています。 注目はいも虫のスイング遊具!!
なかなか見ない造形物です(笑) カラスやモグラやと、他の遊び場ではあまり見ない生き物がいるあたり、現実に忠実に再現されていました。 幼児向けのコーナーや疲れた時に休憩できるイスなども用意されていて、子ども連れにも過ごしやすそうな場所でしたよ。
7.フルーツパーラー
なしっこ館の隣にあるフルーツパーラーでは梨ソフトはじめ梨のスイーツを楽しめます。 暑い日にゃホントぴったり! なしっこロールも食べてみたところ、間違いない美味しさでした!!
何も下調べせず、ちょっと休憩がてら寄ろうかと思って行ったなしっこ館。 行ってみればあっという間に1時間が過ぎ、最後は足早に梨ソフトを食べて出発したのが悔やまれるところです(笑) 子ども連れのご家族も多く、屋外にもユニークな遊具があってレジャーにちょうどいい場所のようです。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。梨は健康にもいいみたいですよ。それではみなさん、ごきげんよう。